◆第1回発表会 1981年11月22〜23日(登別温泉青嵐荘)参加者70名 演題12 ▽ヒグマの食性=門崎允昭(北海道開拓記念館)▽ヒグマの心電図と生殖器=金川弘司・吉田光敏(北大獣医学部)▽斜里町で起きたヒグマ狩猟者の死亡事故例と79年のヒグマ捕獲状況=高木寿一(猟友会・斜里)▽北大ヒグマ研究グループの調査と年齢査定の方法について=北大ヒグマ研究グループ▽大雪山のヒグマ=大雪山ヒグマ調査会▽ヒグマの狩猟記録8_=亀谷樹宣(猟友会・千歳)▽のぼりべつクマ牧場で行ったヒグマの研究について=合田克己(のぼりべつクマ牧場)▽ヒグマの生態と研究VTR=北大クマ研▽アイヌ犬の狩猟訓練VTR=加藤幸三(静内町狩猟者)▽ヒグマの体験談―林務官として山での仕事40年を通して=木村盛武(旭川営林局)▽バンクーバー島のアメリカクロクマ=芳賀良一(帯広畜産大)▽知床半島のヒグマ生息地とフィールドサイン・岐阜クマ牧場におけるモノテルペンの実験など=吉村健次郎(京大北海道演習林) ◆第2回発表会・総会 82年10月10〜11日(札幌市中央区民センター)参加者60名+市民 演題13 ▽16_映画「アラスカヒグマの季節」上映=NHK制作▽北海道における近年のヒグマの捕獲実態について=犬飼哲夫・門崎允昭・畠山俊雄・尾張邦彦・富川徹・三上知也(開拓記念館)▽捕獲個体の歯根による年齢査定と個体群の動態解明へのアプローチ=間野勉(北大クマ研)▽ヒグマによる農作物の被害について=岩田真知(猟友会・森)▽のぼりべつクマ牧場におけるヒグマの交尾行動について=坪田敏男・高橋健一・金川弘司(北大・獣医)▽エゾヒグマの麻酔下における精液採取実験と精液性状について=坪田敏男・吉田光敏・金川弘司(同)・合田克己・加納菜穂子(クマ牧場)▽雌エゾヒグマの生殖器について=吉田光敏・坪田敏男・金川弘司(北大・獣医)・合田克己・加納菜穂子(クマ牧場)▽北大クマ研の1年―痕跡調査を中心として=矢部恒晶(北大クマ研)▽冬ごもり直前のヒグマの行動=青井俊樹(北大天塩地方演習林)▽むし歯の穴よりヒグマをのぞく―自然から人の歯の病気を探る=姫野宏(北大・歯)▽大雪山国立公園におけるヒグマの調査と保護ついて=小田島護(大雪山ヒグマ調査会)▽最近の知床とヒグマ=中川元(斜里町立知床博物館)▽世界哺乳動物学会に参加して―ヒグマの報告=梶光一(北大・農) ◆第3回発表会・総会 83年11月13〜14日(札幌市北区民センター)参加者65名 演題16 ▽今年の森町を中心とした道南地方のヒグマの状況について=岩田真知(猟友会・森)▽千歳地区の最近の出没状況及び捕獲個体について=多田澄夫(千歳市ヒグマ対策協)▽北海道のヒグマの将来について=鈴木義之(紋別市上渚滑町狩猟者)▽斜里町におけるヒグマ捕獲の実例=高木寿一(猟友会・斜里)▽映画「ユーカラの世界(春)」=開拓記念館▽野生ヒグマの出産年齢について=門崎允昭(開拓記念館)▽大雪山国立公園地域内におけるヒグマの生態調査の結果と管理の問題ついて=小田島護(大雪山ヒグマ調査会)▽のぼりべつクマ牧場におけるエゾヒグマの交尾行動の観察=坪田敏男(北大・獣医)▽エゾヒグマの体細胞および精子の凍結保存に関する試み=吉田光敏(同)▽エゾヒグマに対する電気射精の試み=深川修一郎(北大・獣医)▽のぼりべつクマ牧場における測定値と最近の研究について=合田克己(クマ牧場)▽浦河でのヒグマ捕獲記録VTR=清水畑清(猟友会・浦河)▽浦幌町でのヒグマの捕獲記録VTR=北村嘉夫(猟友会・浦幌)▽エゾヒグマの捕獲個体群、とりわけ道北地方の個体群の解析=青井俊樹(北大天塩地方演習林)▽道南地方の捕獲個体についてその齢査定の結果=間野勉(北大クマ研)▽斜里で行った「知床のヒグマ展」について=中川元(知床博物館) ◆第4回発表会・総会 84年11月3〜4日(のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館)参加者60名 演題13 ▽森町地区のヒグマについて=岩田真知(猟友会・森)▽ヒグマの保護と管理についての提言=河野二郎(世界自然保護基金ジャパン)▽ホッキョクグマの繁殖―ヒグマと比較して=住吉尚(釧路市立動物園)▽調教ヒグマの行動=池田光応(クマ牧場)▽渡島半島におけるヒグマ捕獲個体に関する過去の資料及び1984年春の資料分析=間野勉(北大クマ研)▽大雪山系にみる新しいヒグマ調査地について中間報告と今後の可能性=大館聡(北大クマ研)▽1980年〜84年知床半島ヒグマ調査の概略=太田学(北大クマ研)▽エゾヒグマの性ホルモンに関する季節変化=坪田敏男(北大・獣医)▽野生ヒグマの進行した歯槽骨破壊―ヒグマの歯の病気を調べて最近考えること=姫野宏(北大・歯)▽ヒグマの出産年齢について=佐々木和好(クマ牧場)▽千歳地方のヒグマの近況=多田澄夫・姉崎等(千歳市ヒグマ対策協)▽帯広畜産大ヒグマ研究グループの活動について=小池寿(帯畜大クマ研)▽ヒグマの毛色=松島守(クマ牧場) ◆第5回発表会・総会 85年11月9〜10日(のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館)参加者50名 演題10 ▽穴ごもり前のヒグマの体調づくりと食生活ついて=姉崎等(千歳市ヒグマ対策協) ▽知床半島におけるヒグマの食性について=太田学(北大クマ研)▽知床半島におけるヒグマとその食料であるシカとのかかわり=高木寿一(猟友会・斜里)▽ヒグマの生理と形態=門崎允昭・河原淳・飯塚淳市・藤岡浩(開拓記念館)▽エゾヒグマの着床遅延―黄体ホルモン測定、超音波撮影、受精卵回収の試み=坪田敏男・高橋芳幸・金川弘司(北大・獣医)▽成獣飼育ヒグマの体重の季節変化=合田克己(クマ牧場)▽ヒグマによるアクシデント―昭和51年不風死岳ヒグマ事件の恐怖=椿輝雄(猟友会・千歳)▽ヒグマと人の遭遇例=門崎允昭(開拓記念館)▽ヒグマのこれから―狩猟の自主規制例と孤児ヒグマの生存について=加納菜穂子(クマ牧場)▽ヒグマに対する意識調査アンケートについて=帯畜大クマ研 ◆第6回発表会・総会 86年11月8〜9日(のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館)参加者80名 演題16 ▽最近2年間のヒグマ事件について=門崎允昭(開拓記念館)▽知床の自然とヒグマ=成清美智代(北大クマ研)▽知床のヒグマ観察会を開いて=中川元(知床博物館)▽知床国有林伐採問題について=鈴木義之(紋別市上渚滑町狩猟者)▽天然林施業と野生生物=青井俊樹(北大天塩演習林)▽国際クマ会議に出席して=間野勉(北大クマ研)▽知床のヒグマの将来を考える=山中正実(同)▽知床における農作物の被害について=高木寿一(猟友会・斜里)▽穂別のヒグマの近況について=長岡晴道(穂別町狩猟者)▽ヒグマの人家侵入事例について=木村盛武(野生動物研究家)▽ツキノワグマの現況について=羽澄俊裕(野生動物保護管理事務所)▽日本産ヒグマとツキノワグマの切歯と前臼歯の歯冠部の形態差=河原淳(開拓記念館)▽秋田県でのツキノワグマの異常出没の原因=米田一彦(クマ研究者)▽エゾヒグマにおける白体及び胎盤痕の観察=坪田敏男(北大クマ研)▽無麻酔保定法について予報=合田克己(クマ牧場)▽岩尾別で起きた子連れ母グマによる人への攻撃について=前田菜穂子(同) ◆第7回発表会・総会 87年11月7〜8日(のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館)参加者60名 演題10 ▽エゾヒグマの新生児10例の観察について=山本聖子・坪田敏男・金川弘司(北大・獣医)、合田克己(クマ牧場)▽エゾヒグマの繁殖生理について=坪田敏男・金川弘司(北大・獣)、合田克己・前田菜穂子(クマ牧場)▽トドの卵巣の肉眼的所見について=山形洋之(北大・獣医)・山中正実(斜里町)・菱沼貢(北大クマ研)・金川弘司(北大・獣医)▽ラジオテレメトリーによるエゾヒグマの行動追跡=間野勉(北大クマ研)▽ラジオテレメトリーによるツキノワグマの行動追跡=羽澄俊裕(野生動物保護管理事務所)▽卯知床周辺のヒグマの近況=山中正実(斜里町)▽胆振周辺のヒグマの近況=相馬徳文(猟友会・登別)▽ヒグマと列車事故=木村盛武(野生動物研究家)▽幌別・岩尾別地区におけるヒグマの環境利用と、今後の国立公園利用の形態について=山中正実(斜里町)▽登山者とヒグマ―大雪山での接近遭遇の例=高橋弘樹(北大クマ研) ◆第8回発表会・総会 88年11月12〜13日(のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館)参加者50名 演題10 ▽ヒグマの繁殖経過について=伊勢伸哉(クマ牧場)▽エゾヒグマの冬ごもり実験=山本聖子(北大クマ研)▽エゾシカによる超音波断層診断装置による妊娠診断=浜夏樹(北大・獣医)▽ヒグマとくくりワナ=高木寿一(猟友会・斜里)▽クマの筋繊維構成について=木村忠直(昭和医科大)▽知床のヒグマの近況=山中正実(斜里町)▽美幌町周辺のヒグマの近況=宇野裕之(美幌博物館)▽道南松前半島周辺のヒグマの近況―ラジオテレメトリー調査を中心として=間野勉(北大クマ研)▽秋の果実に着目した食性の年次比較=鎌田友紀子(同)▽シベリアのヒグマの現況=前田菜穂子(クマ牧場) ◆第9回ヒグマフォーラム 89年11月11〜12日(上ノ国町福祉センター)参加者200名 演題13 テーマ《人間生活とヒグマ―消え行く北限のブナ林でヒグマと対話》 ▽産業活動と重なる場での共存策を=半沢光一(上ノ国町長)▽北限のブナ林にすむヒグマ=日浦勉(北大クマ研)▽渡島半島のヒグマの食性=倉本恵生(同)▽エゾヒグマの繁殖生態について=坪田敏男(岐阜大・農)▽ヒグマの行動範囲と季節的な利用=間野勉(北大クマ研)▽ツキノワグマの行動圏重複について=米田一彦(クマ研究家)▽上ノ国町におけるヒグマの被害等の実状と対応について=西川明(猟友会・上ノ国)▽入林者のマナーについて=木村盛武(野生動物研究家)▽渡島半島噴火湾側のヒグマの近況=岩田真知(猟友会・森)▽知床国立公園におけるヒグマ対策の現状=山中正実(知床自然センター)▽ヒグマの有害鳥獣駆除について=赤坂猛(北海道自然保護課)▽被害発生の要因について=間野勉(北大クマ研)▽ポーランドにおける野生動物と保護管理=青井俊樹(北大和歌山演習林)▽クマとの共存のあり方について=羽澄俊裕(野生動物保護管理事務所)◇現地見学=上ノ国町内のヒグマ生息地、ラジオテレメートリー調査地、ヒグマを誘引する水産廃棄物投棄地など ◆第10回ヒグマフォーラム 90年10月13〜14日(斜里町公民館)参加者120名 演題14 テーマ《ヒグマ新時代に向けて―ヒグマと人間の新たなかかわり方について考える》 ▽人間と自然との共生=午来昌(斜里町長)▽ワナ猟について=高木寿一(猟友会・斜里)▽渡島半島のワナによる捕獲実態=間野勉(北大クマ研)▽斜里町の畑作被害と今後の課題=西田隆良(猟友会・斜里)▽森林作業場のヒグマの出没状況=森田茂(営林署)▽羅臼町のヒグマ出没状況=田澤道広(羅臼町)▽ヒグマと人間―美幌町と阿寒国立公園の現況=宇野裕之(美幌博物館)▽知床半島でのヒグマ生態調査の結果=山中正実 (知床自然センター)▽知床国立公園における観光客とヒグマ=村上隆広(北大クマ研)▽観光客に行ったヒグマのアンケート調査=前田菜穂子(クマ牧場)▽九州のツキノワグマ=菊屋奈良義(大分県自然観察指導員連絡協)▽森町におけるヒグマの現況=岩田真知(猟友会・森)▽斜里町におけるヒグマの捕獲状況と被害=阿倍裕道(所属不明)▽網走管内のヒグマの捕獲状況について=赤間芳典(網走支庁)▽ヒグマ一斉駆除廃止の結果について=赤坂猛(道自然保護課) ◇現地見学=知床国立公園内のヒグマ生息地、冬ごもり穴、くくりわな実験・研究地 ◆第11回ヒグマフォーラム 91年11月16〜17日(国立日高少年自然の家)参加者90名 演題9 テーマ《ヒグマと共存 その具体策を考える》 共催=国立日高少年自然の家 後援=日高町 ▽日高の札内川流域ヒグマ生態調査報告=竹本博幸(北大クマ研)▽丹沢のツキノワグマの現況=羽澄俊裕(野生動物保護管理事務所)▽クマ忌避スプレーの現況と道南のヒグマ=木村祐司(林業)▽ツキノワグマの有害駆除とクマ忌避スプレーについて=藤村正樹(アウトバック)▽クマ防除用電牧柵について=草薙司(ガラガーエイジ)▽ヒグマ猟と山泊りについて=高木寿一(猟友会・斜里)▽第2回東アジアクマ会議報告=前田菜穂子(クマ牧場)▽記念講演「秋田県太平山と広島県のツキノワグマを追って=米田一彦(クマ研究者)▽自由討議「ヒグマと共存 具体策を探る」、基調報告「野生動物保護管理の今後の方向」=梶光一(北海道環境科学研究センター)、「ヒグマ保護管理に向けての課題」=間野勉(同) ◆第12回ヒグマフォーラム 92年11月7〜8日(国立日高少年自然の家)参加者80人 テーマ《ヒグマ生息地の現場からー本音で具体策を語る》 共催=国立日高少年自然の家 後援=日高町 ◆第13回ヒグマフォーラム・総会 93年11月13〜14日(下川町町民会館)参加者90名 演題7 テーマ《クマの被害を考える》 共催=下川町 ▽遠赤外線を用いた8ミリビデオ自動撮影装置によるヒグマの個体識別の試みについて=岡田秀昭(知床自然センター)▽観光地におけるヒグマ出没時の注意看板とその効果について=山中正実(同)▽自然環境の変遷とヒグマの現状=山本博隆(下川自然を考える会)▽町内のヒグマ生息状況=上ケ島吉夫(猟友会・下川)▽レッドデータブック記載地より捕獲されてきた子グマ=前田菜穂子(クマ牧場)▽大雪山におけるヒグマの生息密度指標=間野勉(道環境科学研究センター)▽記録をかえりみる=木村盛武(野生動物研究家) ◆第14回発表会 95年1月21〜22日(登別温泉ときわ荘)参加者170名 演題8 テーマ《ヒグマってどんな動物?》 ▽電気刺激法によるエゾヒグマの精液採取と精子の凍結保存の検討=石川明子・釣賀一二三・松井基純・金川弘司(北大・獣医)、坂元秀行(クマ牧場)▽大雪山黒岳地域におけるヒグマの集合状態について=佐藤喜和(北大クマ研)▽北大天塩演習林におけるヒグマの個体数の推移について=萬屋宏(同)▽渡島半島におけるヒグマの生態調査について=間野勉(道環境科学研究センター)▽秋にクマに出会ったときどうする=開田誠(浜中町ユースホステル)▽第2回日本ツキノワグマ集会報告その他=藤村正樹(アウトバック)▽クマ対策の現状とこれから=前田菜穂子(クマ牧場)▽特別講演「オラウータンのリハビリテーションinセピロク(マレーシア・サバ州)」=赤松里香(自然ウォッチングセンター)▽ヒグマトーク=本荘敬(寿都町出身の漫画家)、藤村正樹、前田菜穂子による座談会 司会=小川巌(エコ・ネットワーク) ◆第15回ヒグマフォーラム 95年10月28、29日 、11月19日(札幌市)参加者200名 演題14 テーマ《さあどうするクマが出た―人里のクマを考える》 第1部・問題点を探る―国内外のクマたち(東区民センター)▽ケイコとの出会い=十時暁生(上川町在住)▽岩手県におけるクマの保護管理と今年のクマ情報=藤村正樹(アウトバック)▽ツキノワグマ集会報告=板垣悟(ツキノワグマと棲処の森を守る会)▽観光客の目で見たアラスカのヒグマ=鈴木利典(エコ・ネットワーク)▽クマの胆の話=前田菜穂子(ヒグマ博物館)▽知床国立公園における交通量とヒグマの道路横断の関係=村上隆広(北大クマ研)▽電気刺激射精法によるエゾヒグマの精液採取=石川明子(同)▽発光体ミニピカによるクマの被害防止について=積水樹脂KK▽記録を顧みる=木村盛武(野生動物研究家)▽甘く見るな、森の王者=高木寿一(猟友会・斜里) 第2部・駆除と出没―千歳・自衛隊演習地での例から(かでる2・7)▽現地報告=姉崎等(千歳市ヒグマ防除隊)、木村盛武(野生動物研究家)、山本牧(北海道新聞)▽本州での例―中国山地の生け捕り・放獣=米田一彦(広島クマ調査所)▽アラスカでのヒグマ管理=山中正実(知床自然センター)▽総合討論 コメンテーター=青井俊樹(北大苫小牧演習林)・ 間野勉(道環境科学研究センター) 第3部・解決に向けて(札幌市女性センター)▽北海道のヒグマの現状と保護管理上の問題について=間野勉(同)▽講演「ロッキー山脈東縁部におけるグリズリーの保護管理の現状」=マイク・メーデル(モンタナ州魚類・野生生物・公園局) ◆第16回ヒグマフォーラム 96年10月26〜27日(旭川営林支局)参加者120名 演題12 テーマ《クマがいる!さあどうしよう―働く人々の知恵》 発表・国内外のクマたち▽「クマを語る集い in 盛岡」の報告と今年の岩手のクマ状況=藤村正樹(アウトバック)▽シカの自然死亡とヒグマによる利用について=宇野裕之(美幌博物館)▽北海道北部地域のエゾヒグマの生息状況について=川本泰広(北大クマ研)▽大雪山沼ノ原でヒグマがテントを破り食料をとって逃げた事件の報告=汲川洋子(札幌市桑園小学校教諭)▽大雪山でのヒグマ調査について=北大クマ研▽モンタナ州スワンバレーのリンケージゾーン―クマの森の回廊づくり=諏訪雄一(NHK)▽アラスカ・マクニール州立野生動物保護区におけるヒグマ管理について=山中正実(斜里町自然保護係)▽アラスカ・カトマイ国立公園で一般客に教育しているクマ安全対策=前田菜穂子(ヒグマ博物館) フォーラム《クマがいる!さあどうしよう―働く人々の知恵》▽沿革=斉藤禎男(ヒグマの会副会長)▽現場からの報告1=岡崎宏美(林野庁自然保護監視員)▽現場からの報告2=渡部登(日本赤十字社救急指導員)▽総合討論・司会=青井俊樹(北大苫小牧演習林)、コメンテーター=間野勉(道環境科学研究センター)、聞き役=木村盛武(野生動物研究家) ◆第17回ヒグマフォーラム 97年10月12〜13日(苫小牧市労働福祉センター)参加者250人 演題9 テーマ《身近なクマと私たち―都市生活とヒグマ》後援=苫小牧市、苫小牧博物館、北海道猟友会苫小牧支部、日胆地区博物館等連絡協議会、北大苫小牧演習林 協賛=苫小牧民報社 第1部・最近の生息調査から=進行役・釣賀一ニ三(日本獣医畜産大)▽道央地域におけるヒグマの生息状況=間野勉(道環境科学研究センター)▽苫小牧周辺におけるヒグマの行動圏=青井俊樹(北大苫小牧演習林)・早稲田宏一(北大・院) 第2部・苫小牧におけるヒグマの現状=進行役・山本牧(ヒグマの会会員)▽今年の5月に何があったか=下河原毅(苫小牧民報社)▽ヒグマ対応の現場から=荒木義信(猟友会・苫小牧)▽苫小牧地方におけるヒグマ出没の現状=沖本国洋(苫小牧市自然保護係) 第3部・よりよいクマとの付き合いに向けて=進行役・羽澄俊裕(野生動物保護管理事務所)・藤村正樹(岩手ツキノワグマ研究会)▽信州ツキノワグマ研究会の活動=オスカー・ヒューゲンツ(信州大学)▽信州ツキノワグマ研究会の活動=オスカー・ヒューゲンツ(信州大学)▽西中国山地での取り組み=米田一彦(日本ツキノワグマ研究所)▽道内での取り組み=山中正実(斜里町自然保護係) 第4部・総合討論=進行役・高柳敦(京都大学北海道演習林)・青井俊樹(北大苫小牧演習林)@北海道における苫小牧の位置付けAヒグマの動向の現状と課題B狩猟管理と駆除体制のあり方Cクマと共存のための方法Dその導入プロセスと実施のためのシステムE共存に向けての課題 ◆第18回ヒグマフォーラム・99クマ国際フォーラムin江差 99年2月20〜21日(江差町文化会館)ヒグマフォーラム 参加者300名 演題15 テーマ《もっとクマを知ろう》 後援=桧山支庁、江差町 第1部・各地からの報告▽残されたサインポスト―64年前にもあった小樽クマ騒ぎ=木村盛武(野生動物研究家)▽情報はどう流れたか―98年小樽クマ騒動=三塚昌男(北海道新聞編集委員)▽ヒグマ対応の地域性〜道南・道北の聞き込みから=青山大輔(北大クマ研)▽「森の新聞Sヒグマの原野」のこと=香原知志(「ヒグマの原野」編集者)▽遠野市の電気牧柵補助制度に対する住民の評価=藤原千尋(岩手県ツキノワグマ研究会)▽クマのための畑はこうして始った=板垣悟(ツキノワグマと棲処の森を守る会)▽知床におけるヒグマとの付き合い―猟友会と研究者の試み=高木寿一(猟友会・斜里)▽米国モンタナ州で行うクマ狩猟管理活動=ジョセフ・モール(モンタナ大学・院、北大研究生) 第2部・特別講演「クマとの明日へ」▽クマを理解する社会―子供たちへの教育の提言=リンダ・ウイギンズ(カルガリー大学)▽生かして防ぐ対クマ戦略=米田一彦(日本ツキノワグマ研究所) 第3部・地元座談会「桧山のヒグマを語る」▽大川房義(乙部町・狩猟者、農業)、長船利雄(厚沢部町・農業)、高木寿一(斜里町・狩猟者)、根元健治(乙部町・町農林課)、宮越卯(江差町・国有林基幹作業職員)、司会=山本牧(ヒグマの会運営委員) ◇ポスター発表▽浦幌町におけるヒグマの個体数推定と土地利用=佐藤喜和(北大クマ研)▽ヒグマによるエゾシカの捕食事例=早稲田宏一(北大・院)他▽エゾヒグマ糞中のホルモン濃度から性別、性成熟を推定する=石川明子他(北大クマ研)▽遺伝学的手法を用いたヒグマの研究=松橋珠子(北大・院)他 99クマ国際フォーラムin江差 参加者464名 主催=北海道、渡島支庁、桧山支庁、後志支庁 後援=ヒグマの会 ▽基調講演「ベア・アタックス―クマ襲撃の原因とその回避方法」=スティーブン・ヘレロ(カルガリー大学)▽ヒグマ保護管理計画の策定について=荒川英彦(道生活環境部野生生物室)▽北海道のヒグマ生息状況=間野勉(道環境科学研究センター)▽渡島半島のヒグマの現状=富沢昌章(同センター道南地区野生生物室)▽知床半島のヒグマ対策=山中正実(斜里町自然保護係)▽苫小牧地方のヒグマの行動および生息実態=青井俊樹(北大苫小牧演習林) ◆第19回ヒグマフォーラム 99年9月25〜26日(羅臼町公民館)参加者200名 演題12 テーマ《ヒグマとの共存はあるか?知床からの発信》後援=環境庁東北海道地区国立公園・野生生物事務所、根室支庁、羅臼町、自然トピア知床管理財団、斜里町立知床博物館 協賛=羅臼ライオンズクラブ、ガラガーエイジメ@あいさつ=佐野彰義(根室支庁長)、辻中義一(羅臼町長)、鍛冶哲郎(環境庁東北海道地区国立公園・野生生物事務杜所長) 第1部・クマとの共存に関する国内外の様々な取り組み▽台湾のツキノワグマと人間のかかわり=王頴(国立台湾師範大)・黄美秀(ミネソタ大・院、台湾国立師範大)▽米国モンタナ州で行われているクマ管理活動について=ジョセフ・モール(モンタナ大・院、北大研究生)▽岩手県におけるツキノワグマの被害実態と管理計画=氏家誠吾(岩手県自然保護課)▽信州ツキノワグマ研究会のクマ対策について=泉山茂之(信州ツキノワグマ研究会)▽小樽市周辺のヒグマの出没状況と対策=五十嵐利昭(小樽市市民部総合サービスセンター)▽ビデオ上映とお話「知床ヒグマ親子の四季」=石井英二(羅臼町在住写真家)▽羅臼町におけるヒグマ出没状況と被害の現状=宮腰 實(猟友会・羅臼)▽北海道におけるヒグマ保護管理の方向性と課題=関直樹(道生活環境部野生生物室) ◇ポスター発表▽紙芝居「知床ぐま・アルのものがたり」を使った普及啓蒙の取り組み=増田信子・澤口朋江(知床自然センターボランティア)▽斜里町知床自然センター管理事務所によるヒグマ対策概要=山中正実(斜里町自然保護係)▽浦幌地域で農業被害を出している個体の行動=佐藤喜和(浦幌ヒグマ調査会)▽苫小牧地方におけるオスヒグマの行動様式と生息地利用の季節変化=早稲田宏一(北大・院)、青井俊樹(北大苫小牧演習林)▽渡島半島におけるヒグマの出没・被害の現状について=釣賀一二三・富沢昌章(道南地区野生生物室)▽クマ被害に対する集落住民の認識と対応=藤原千尋(岩手大・院)▽羅臼の人と自然〜人もクマも知床で生きるために=知床国立公園羅臼ビジターセンター◇現地見学=羅臼町内のヒグマ出没地域、被害発生地 第2部・世界の遺産 知床における人とヒグマを考える ▽羅臼町におけるヒグマ出没状況と被害の現状=宮腰實(猟友会・羅臼)▽羅臼町におけるヒグマ対策=田澤道広(羅臼町自然保護係)▽斜里町におけるヒグマの出没状況と被害の現状=高木寿一(猟友会・斜里)▽知床国立公園ヒグマ対策検討調査について=谷川潔(環境庁東北海道地区国立公園・野生生物事務所公園保護科)▽北海道におけるヒグマ保護管理の方向性と課題=関直樹(道生活環境部野生生物室) ◆第20回ヒグマフォーラム 2000年9月2日(札幌・北海道青少年会館)参加者100名 演題12 テーマ《北海道とサハリンのヒグマ―ヒグマ生息地回復モデルと開発》 第1部・ヒグマの生息地を考える―北海道・サハリンの森と川から▽サハリンのヒグマと自然と人々と=タチアナ・クラシコバ(サハリン州立大学)、通訳=ワシリー・ミハロフ ▽サハリンヒグマ調査行=西沢敏(HBC)▽国後島のヒグマとシマフクロウ=山本牧(ヒグマの会)▽北海道のヒグマと生息地・特にレッドデーター地域 について=青井俊樹(岩手大)▽川と森のつながり=妹尾優 ニ (流域生態研究所)▽川の話―もっとのんびり生きましょう=小宮山英重(標津サーモン科学館) 第2部・各地のヒグマの近況▽北米で成果を上げている特殊犬を利用したヒグマ対策=藤村正樹(アウトバック)▽知床のクマの近況・斜里町=山中正実(斜里町自然保護係)▽知床のクマの近況・羅臼町=田澤道広(羅臼町自然保護係)▽道南のクマの近況=釣賀一二三(道環境科学研究センター道南地区野生生物室)▽浦幌のクマの近況=佐藤喜和(浦幌ヒグマ調査会) ◇現地見学=定山渓自然の村視察、ヒグマ出没対策で懇談会(3日)。北大苫小牧演習林、道央のヒグマ生息地共同調査(4日)。大雪山で北大クマ研と共同調査(5日) ◆第21回ヒグマフォーラム 01年8月25〜26日(浦幌町教育文化センター)参加者200名 演題11 テーマ《里に降りたクマたち―浦幌のクマを考える》後援=浦幌町、浦幌町教育委員会、十勝支庁、浦幌道有林管理センター、浦幌農協、北海道新聞社、十勝毎日新聞社、ふるさと十勝 あいさつ=村瀬政昭(浦幌町長) 第1部・浦幌のクマを考える ▽十勝管内におけるヒグマの出没・被害・対策=水野政巳(十勝支庁環境生活課自然環境係)▽浦幌におけるヒグマの被害について=円子紳一(浦幌町農家)▽浦幌におけるヒグマの生態調査=佐藤喜和(浦幌ヒグマ調査会) 第2部・クマのことをよく知ろう ▽道東地方における近年の人身事故=宇野裕之(道環境科学研究センター道東地区野生生物室)▽ヒグマに出会ったらどうするか、出会わないためにどうするか=山中正実(斜里町自然保護係)▽ヒグマを通して自分と自然の関係を見つめ直そう=遠藤真澄(川湯エコミュージアムセンター)▽僕の調べたクマのこと(寸劇)=川畑友二・土本真吾(浦幌中学校) ◇ポスター発表▽上浦幌におけるヒグマの農地侵入と電気木柵による侵入防止効果=浦田剛(北大・農)▽道東地域におけるミトコンドリアDNA3系統の分布とその性差=佐藤友香(北大・獣医)▽シカ防除柵がエゾシカの季節移動に及ぼす影響―浦幌の事例=島絵里子(北大・農)ら▽浦幌のヒグマの行動圏=小林由美・白井寛恵・野田陽一郎(帯広畜産大)▽自動撮影―浦幌の動物=樋口有香(北大・理)▽エゾヒグマの人工授精法開発を目指して=石川明子(北大・獣医)ら▽苫小牧地域におけるオスグマの行動様式と生息地利用の季節変化=早稲田宏一(Envision)・青井俊樹(岩手大)▽糞を用いたヒグマ生息密度指標の検討=間野勉・高橋裕史(道環境科学研究センター)▽大雪山国立公園を利用するエゾヒグマの採食メニュー―70年から96年までの記述=伊藤勇樹(北大クマ研)▽採食環境とヒグマの採食選択―大雪山黒岳地域での観察=千葉利郎・大槻章子(同)◇現地見学=浦幌道有林と被害農地周辺 ◆第22回ヒグマフォーラム 02年11月16〜17日(登別温泉)参加者50名 演題7 テーマ《古を知り、未来を語る》 ▽北大クマ研発足からヒグマの会発足まで=小川巌(エコ・ネットワーク)▽北大クマ研発足当時のこと=青井俊樹(岩手大)▽スライドショー「北大クマ研の記録」=山本牧(北海道新聞社)▽羅臼のヒグマの近況=田澤道広(羅臼町自然保護係)▽故・中川敏会長を偲ぶ=前田菜穂子(ヒグマの会事務局)▽故・斉藤禎男副会長を偲ぶ=間野勉(道環境科学研究センター)▽大雪山のヒグマ観察=北大クマ研 ◇現地見学=のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館、苫小牧国有林内の野生動物のすめる森づくり ◆第23回ヒグマフォーラム 03年10月12〜13日(富良野市生涯学習センター)参加者200名 演題12 テーマ《普通のマチのためのクマ対策―現場対応から情報公開まで》 第1部・現地見学=富良野市山辺、麓郷の農業被害、駆除現場、冬眠穴 第2部・各地の試み ▽国後島のヒグマ=間野勉・山中正実(ビザなし専門家交流国後島生態系調査団)▽電気牧柵を使った農業被害対策の試み=佐藤喜和(浦幌ヒグマ調査会)▽道南における出没個体識別の試み=早稲田宏一(ヒグマ対策情報センター)▽知床地域の住民クマ意識アンケート=藤原千尋(北大・院)▽長野県軽井沢町におけるクマ保護管理の新たなる試み―カレリアン・ベアドックによるクマ対策=田中純平(NPOピッキオ)▽富良野での農業被害と駆除の経過=大西孝治(富良野市耕地林務課)▽渡島半島地域ヒグマ保護管理計画と市町村の対応=釣賀一二三(道環境科学研究センター道南野生生物室)▽斜里町のヒグマ対策の現状と人材育成研修=中西将尚(知床財団)▽岩手県におけるツキノワグマの移動放獣の現状と問題点=青井俊樹(岩手大)・藤原千尋(北大・院)、岩大ツキノワ研、岩手県ツキノワ研▽小樽ヒグマ研究会の発足の意義とクマ個体識別の試み=大出武(小樽ヒグマ研究会)▽パネル討論 ◇実演=ヒグマとの遭遇回避と遭遇時対処法=知床財団スタッフ ◇展示=クマカルタなど教育普及用品、電気牧柵、防除用品他 ◇現地見学=東大演習林内のヒグマ生息地など ◆第24回ヒグマフォーラム 04年9月19〜20日(苫小牧・ウトナイ湖野生鳥獣保護センター)参加者100名 演題8 テーマ《クマが出た!さあどうした さあどうする》後援=苫小牧市、胆振支庁 あいさつ=桜井忠(苫小牧市長) 第1部・クマがでた さあどうした―市街地出没騒動の現場から ▽自治体として=長谷川充(苫小牧市環境生活課)▽専門家として=間野勉(道環境科学研究センター)▽報道機関として=下河原毅(苫小牧民報社)▽ヒグマ報道を考える―いつまで恐怖報道を続けるのか=小川巌(エコ・ネットワーク) 第2部・クマが出た さあどうする ▽トラジロウルートから見るコリドーの必要性=青井俊樹(岩手大)▽国道36号の野生動物交通事故=村井雅之(ゆうふつ原野自然情報センター)▽ヒグマ危機管理の実践例=早稲田宏一(ヒグマ対策情報センター)▽北海道のヒグマ保護管理の現状と展望=浅野正嗣(道自然環境課)▽全体討論 ◇現地見学=03年秋に騒動となった苫小牧市内のヒグマ出没地、勇払原野のコリドー、野生動物のすめる森づくり現場 ◆第25回ヒグマフォーラム 06年1月28日(黒松内町・歌才自然の家)参加者30名 テーマ《道南ヒグマの集い》 ▽黒松内周辺のヒグマについて=谷口徹(黒松内町長)・黒松内町ブナセンター▽世界のヒグマ対応のビデオ上映=IBA制作協力、カトマイ国立公園制作など▽教育用ビデオ(ヒグマの会制作協力)についての提案=前田菜穂子(ヒグマの会事務局)・小川巌(エコ・ネットワーク) ◆第26回ヒグマフォーラム 06年10月8日(北大総合博物館)参加者70名 演題3 テーマ《世界の視野から、北海道のヒグマを知ろう》 ▽国際クマ会議の報告=山本牧・井部真理子(ヒグマの会幹事)▽国際クマ会議発表報告・北海道のヒグマ=間野勉(道環境科学研究センター)▽札幌市西区西野のヒグマ出没と住民=地元市民団体フォレスターズ・クラブ ◆第27回ヒグマフォーラム 07年7月14〜15日(上川町かみんぐホール)参加者200名 演題6 テーマ《国立公園のヒグマを考える》 第1部・講演と各地報告 ▽高山帯のヒグマ調査から=早船琢磨(北大クマ研)他 ▽大雪山高山帯のヒグマ生態と公園利用=佐藤喜和(日大講師)▽ヒグマ情報センターの活動と将来展望=佐藤文彦・斉藤孝之(高原温泉ヒグマ情報センター)▽高原温泉ヒグマ情報センターと環境省の取り組み=中島慶二(元環境庁大雪山国立公園統括管理官)▽知床国立公園のヒグマ保護管理=岡田秀明(知床財団)▽大雪山系におけるヒグマのモニタリングと保護管理の課題=間野勉(道環境科学研究センター) 第2部・パネル討論 ◇現地見学=上川町高原温泉のヒグマ情報センター、高原沼巡りコース ◆第28回ヒグマフォーラム 08年8月30〜31日(西興部村公民館)演題 テーマ《ヒグマとの折り合いのつけ方〜担い手を考える》後援=西興部村、西興部村猟区管理協会 協力=酪農学園大 第1部・ヒグマ対策と担い手育成〜西興部村と各地の事情 ▽公開座談会「西紋地域におけるヒグマのいまむかし」 語り手=定岡一昭(猟友会興部支部長)、大澤安廣(同支部西興部部会長)、峯田弘明(地元酪農家)、日下忠之(西興部村林務商工係) 聴き手=伊吾田宏正(酪農学園大)▽丸瀬布のヒグマ動向から見える担い手の将来像=岩井基樹(遠軽町丸瀬布在住)▽知床のヒグマ対策―斜里町の事例を中心に=葛西真輔(知床財団)▽網走支庁管内におけるヒグマによる被害及び捕獲状況について=槇塚貴稔(網走支庁環境生活課自然環境係)▽北海道のヒグマ対策事業の概要=幌村幸司(道自然環境課)▽人材育成のための捕獲に参加して〜現場からの報告=早稲田宏一(EnVision環境保全事務所)▽特別発表「学生の取り組み〜北大クマ研の活動=久保雄広(北大クマ研) 第2部・担い手の将来像を探る ▽西興部村猟区管理委員会のシカ猟区管理と狩猟者育成事業=伊吾田宏正(酪農学園大)▽英国の景観保全管理とその背景=今栄博司(北大・院)▽北海道のヒグマ総合管理業務の取り組みについて=早稲田宏一(EnVision環境保全事務所) ◇現地見学=ヒグマ被災地(デントコーン畑)、駆除用箱わな、シカ牧場公園 ◆第29回=30周年記念フォーラム 09年8月23日(北大学術交流会館)参加者230名 テーマ《ヒグマは北海道のシンボルになれるのか?》 ▽招待講演「ヒグマについて思うこと」=作家・谷村志穂 ▽アイヌの動物観の成立と変遷=瀬川拓郎(旭川博物館)▽北海道のヒグマと人間のいま=間野勉(道環境科学研究センター)▽知床の経験から考える=山中正実(知床財団)▽アジアのクマ、日本のクマ=米田一彦(日本ツキノワグマ研究所)▽総合討論「ヒグマは北海道のシンボルになれるのか?」瀬川拓郎、間野勉、山中正実、米田一彦、司会=山本牧、坪田敏男