■開発と害獣の歴史~イエローストーン国立公園にみる人間とヒグマの関係
フランク・ヴァンメイネン氏 Frank T. van Manen
(前国際クマ学会会長、米国地質学調査所主席研究員)
オランダの大学からテネシー大学で学位を取り、米国地質学調査所入り。イエローストーン地域の省庁間統合ヒグマ研究チームを率いるリーダー。中国、スリランカなどの国際クマ調査にも尽力する。モンタナ州在住。
■北米における人間とヒグマのあつれき対策とその体制
グラント・ヒルダーブランド氏 Grant Hilderbrand
(米連邦国立公園局アラスカ地方事務所研究官)
海と陸の物質循環にヒグマが果たす重要性を、安定同位体を用いて解析した研究で知られる。アラスカでヒグマをはじめ野生動物全般の保護管理の研究を進め、アラスカ大学客員教授として人材育成にも努めている。